殺すということ
僕は「自分で魚をシメる」という経験を通して初めて「食べ物の命」について考えるようになりました。
さっきまで元気に動いていた魚の命をこの手で終わらせる。
数秒前まで元気に泳いでいた魚はもう、動かない。
この一連の経験の中で、食べ物の命に感謝しながら生きることはもちろん、より食べ物を味わって、残すことなく食べようという気持ちが強くなりました。
特に大きな魚になると、直前まで猛烈に抵抗してナイフが刺さらないことや、抵抗して怪我をさせられたり、あるいはあまりの迫力に「尊敬」や「畏怖」の念を抱き、殺せなくなることすらあります。
釣って食べるという一連の経験は、子供にとってもすごく良い経験になると思います。だってこんな経験、釣り以外ではなかなか出来ないもの。
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